I want a range life...

What does "Range Life" mean

ボルグのタイトル、 wannaではなくwant a... が正しそうなのでひっそりと直した。 ところでこれはThe Pavementの至高の名曲のタイトル、 "Range Life" からきているわけだけど、そもそも意味不明な英熟語でもある。

これはそもそも普通に英会話で使われるような言葉ではなく、フランス語 "une vie rangée" の英訳らしい。

この "une vie rangée" のニュアンスが、フランス語に弱いので全然わからないのだが解釈すると、 まず vie は英語で言うlife、スペイン語で言えばvidaで生命や生活のことである。ここはそんなに疑問はない。 rangée と言うのは ranger の過去分詞形で良いらしい。 ranger は英語では to order とか to aggange と言う感じ。 で、こう言う訳され方もあるとされている。

したがって、une vie rangéeとは、なんか整っていて小さいながらもきちんとした生活... とかそういうニュアンスになるようだ。 ワンチャン、 une vie rangée ~= Range Life を「丁寧な暮らし」と言うふうに解釈しても大きく外れないのかも。

とはいえ、例えばこう言う生活がune vie rangéeと表現されるんですと言われると、なんかね、雰囲気や気だるいニュアンスはわかるけど、こう言う表現は日本語に直せないな...となる。これはnoteで適当に検索して見つけた。他意も何もない。

結論、多分本気でフランスの文化生活に精通していないと理解できない概念っぽいので(なんかこう、フランスは特に、フランス人にしかわからない精神性ってのが結構あるじゃないすか)、一旦追いかけるのはここまで。

職人と芸術家の間

あとで書く

読んだ: ソシュールのすべて

リンクのローファイメモと同じ内容だが、読書メモを便利のためのせておく。

中学生の頃ソシュールと出会って大変に感銘を受け、人生の方向性の一部が歪んだのだが、25年程度経った今ソシュールの知識が果たしてどの程度正確なのか自信がなくなってきたため改めて入門した。

1章はラングとパロールの話。 2章で恣意性、線状性の話。今プログラマとなっている時に読むと、言語記号の恣意性というのはとんでもない性質で、おかげ私たちは、電気信号だけで意味を伝えることができたりしている、と言う気づきがある。 3章で通時性と共時性。 4章では、ソシュールの議論を参考に意味について考えてる。意味は集合であると言うソシュールの指摘にも言及している。 5章では範列関係について、例えばある単語の意味を決定するには、他の単語の意味との違いを確認する手続きが必要になるといった話がされている。連辞・連辞関係についても解説されている。範列は体系であり、連辞は構造であると言う大局観。 6章は言語学の課題、特になぜ言語は(ラングは)変化するのかの議論考察をしている。そこで可易性、不易性についても紹介される。

やはり良い本だった。言語学は[言語学入門: これから始める人のための入門書](町田先生はこれにも関わっている)と、あと[ふだん使いの言語学]が知っている限り良い入門書だと思う。ラジオは聞かなくてよし。

ソシュールの指摘であり町田先生の主張でもある「検証されていない普遍性を勝手に当てはめて、合理性のない仮定を立ててはいけない」は、他の分野でも刺さる。

ボゥグのタイトル変えた

そうなんですよね

大きなビジョン・ミッション

このままbolgを続けて、Ruby業界のくどうれいんを目指す。

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